ニュースリリース

創立7周年のご挨拶

時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

2016年7月1日に創業し、2023年7月1日を持ちまして7周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝いたしております。

令和2年から始まった新型コロナウイルス感染症の流行は、終焉するのではなく一般化する方向に進んでいるようです。実生活に置きましても少しずつアフターコロナに転換しつつあるのかなと感じていますが、これからどう変化していくか動向を注視していきたいと思います。

さて、前期も幾多のプロジェクトに参画させていただきました。
その中から携わらせていただいたプロジェクトの一部を簡単にご紹介させていただければと思います。

PM支援

引き続きIT業務の一部をアウトソーシングいただいているクライアント様が、本年度の目標達成に向けて社内にて複数のチーム、プロジェクトを立ち上げられました。
例年よりプロジェクトが多く立ち上がった背景もあり、複数のプロジェクトのPMをご依頼いただくこととなりました。
プロジェクト毎に携わる部署や担当者が変わっていくのですが、これまでのIVACTの業務を評価いただいていることを打ち合わせ中の言葉の端々で感じることがありました。
「MTの中心になる要件をまとめた資料を用意いただける」「IVACTが入ることで円滑に進む」「安心して任せれる」など、対応させていただいた仕事だけを評価いただくのではなく、様々なタイミングで嬉しいお言葉をいただけたのは参加メンバーみな光栄に感じました。
このことに慢心せず、今後も現場力を発揮し、クライアント様に満足いただけるように取り組んでまいります。

バウンスメール対策

ダイレクトメールの開封率調査を実施するにあたり、バウンスメールを受信するサーバーから、バウンスメールの解析までの運用手法を構築いたしました。
解析にはdocker環境にてバウンスメールの解析ライブラリ(Sisimai)を利用し、手軽に解析できる環境を構築いたしました。

Dynamics 365 for Finance and Operation (ERP) ETLシステムの運用保守

引き続き、ERPシステムとしてDynamics 365 for Finance and Operation(以下D365)を活用されているクライアント様のETLシステムの運用保守をさせていただいております。
クライアント様の販売チャネルにAmazonでの販売が含まれているのですが、AmazonAPIの仕様が変更され、正常にデータの取得が出来ないトラブルが発生しました。そのため、データ取得バッチを全面的に見直し、APIに沿ったデータ取得を実現しました。
当然のことながら、サードパーティのAPIを利用する際には先方の仕様変更に対して随時対応が必要となります。今回は事前通達などがなくトラブル対応となってしまいましたが、改めて自ら情報収集のためのアンテナを張り巡らす大切さを実感する事案でした。

ペーパーレス化対応

金融系の企業様にて、コンサルタントとして業務分析を実施させていただきました。設立から半世紀を超えている企業様であるため、システムや業務フローがレガシー化している現状がありました。
今後の事業継続・発展にはレガシーからの脱却が必要であると判断をされ改善活動を実施していく中で、そのサポートをIVACTにて実施させていただいております。
その一環として業務内にて多くの利用されている専用用紙の撤廃を目指し、紙運用からデジタル化を進めています。
電子化を進めることで、専用用紙の在庫管理、紙の管理場所(書類が多く倉庫を用意していたりします)などが軽減され、これらのコスト削減も可能となります。

電子契約書対応

今まで紙媒体でやりとりしていた書類を電子化するため、コンサルタントとしてご依頼いただきました。
電子契約書を利用するにあたり、電子契約やタイムスタンプなどの基本的な説明から、実際にお客様の業務がどのように変わるか、どのような対応が必要になるかなど実業務に沿ってご提案させていただきました。
運用開始まで携わせていただきますので、問題なく稼働できるよう、引き続き対応を進めてまいりたいと思います。

M365導入支援

業務改善の一環として、Microsoft 365の導入をサポートいたしました。
Microsoft 365 内のOfficeツールのみご利用であったため、契約に含まれている他ツール(Sharepoint・OneDrive・OneNote・Teams・Plannerなど)の導入を実施いたしました。
これらのツールを利用できる環境を用意するだけでなく、資料連携や連絡手法をMicrosoft 365を用いるようにルールの明確化、管理方法の統一なども含めてご対応させていただきました。
そのことにより、新しいツールへの抵抗感を下げ、別企業とのTeamsでのweb会議などもスムーズに実施できたとのことです。
新たなツールはとにかく利用していただき、抵抗感を減らすことが大切です。本事案では弊社を上手く活用いただけたことでその役割を果たせたかと思います。

B2Bシステム構築

B2Bの業務支援として、紙媒体のやりとりをWeb化するための新システムを要件定義からシステム開発、ローンチまで携わらせていただきました。
当初、本当に限られたお得意様向けのクローズドシステムとして開発しておりましたが、営業様から様々な企業様へご案内いただきました結果、想定の4-5倍のお客様にご利用いただいています。
各社コロナ禍を経て、業務形態を変更してきていましたが、社内での印刷と郵送が必要であるなどクライアント様の顧客でも紙媒体であることが業務効率化の障壁となっていました。
また、該当の業種の性質上、上長承認が必要であることから簡易的な承認機能を実装したことが評価されたようです。
本プロジェクトではクライアント様だけではなく、実際に利用される顧客企業にもヒアリングさせていただきました。その成果が実った結果であったと思います。


上記以外にも様々なシステムに携わらせていただきましたので、また追ってご紹介できればと考えております。

さて、2023年7月1日から8年目に突入致します。
8年目にあたる今期は今まで以上にチャレンジする一年になると考えております。
非常に多くのプロジェクトに携わることになりますが、基礎や基本は丁寧に忠実に対応しながら、『今』に最善を尽くし、ひとつひとつを丁寧に着実に取り組み、お客様に喜んでいただける対応を常に意識して取り組んでまいります。
IVACTでは今期もさらなる挑戦と進化を目指し、”企業の進化を加速する”ツールとして、ITを活用し精進してまいります。
今後とも、なにとぞご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役 平本 一浩